早村友裕様から頂きました♪ 月牙より『楓父』です♪
す、すごいですよっ!!
楓父の表と裏。
静かな黒と赤の恐怖が、にじみ出ております!
かっこいー!!!
普通にしてれば、かっこいいのに……って、私か><
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「楓ちゃんは、ここにいなさい」
「ダメだよ! パパが出て行く事なんてない!」
「心配してくれるのかい? 本当に楓ちゃんは優しいね!」
パパ嬉しい! とばかりに抱きしめれば、楓は苦しそうに声をあげた。
「ご、ごまかしちゃダメ!」
小さなその身をよじれば、楓父は大きな手で彼女の目を塞ぐ。
「分かった。少しだけ目を閉じていなさい、私はここにいるからね」
黒い世界の中で、その優しい声はいつもと変わらない物だった。
楓も素直に目を閉じる。楓父の手が触れている事を、ずっと感じている。
しかし、目を隠した後の彼の瞳は、剣呑に赤く染まっていた。
片手がふさがっていようが、彼には関係のない事だからだ。
彼女は、目前にて起こる惨劇に気がつく事はないだろう。
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早村友裕さま、本当にありがとうございました!