愛田美月様から頂きました♪ 月牙より『マノ&イレイン』です♪
月牙で敵役だった、吸血鬼の美人二人組であります!
この勝気な二人を、イラストで見る事が出来るなんて! 嬉しい!!
イレインの、黒総レースドレスなんて書いちゃって……
と思っていたのですが、すごいですっ!!!
マノの衣装も、かっこいいしvvv やっぱりイラストって、センスですね〜♪
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「マノ、こんな所まで引っ張ってきて、何か用でもあるのかしら」
「えーと、面白い事があるって聞いたんだけど……誰もいないなら、帰るか」
「……私に、無駄足を踏ませたの?」
セピア色の壁紙が張られ、見慣れない機材が並ぶ。
そこに走ってくる――本人は走っているつもりの――あかさとが現れた。
「ごめんごめーん」
「ごめんで済めば、イレインの天誅はくだらないよ」
「くだっちゃうの!?」
「そろそろあの方の肖像画を眺める時間ですから、私戻りますわね」
「いやいやいや! もうちょっとだけ、協力してー」
「何故、人間などに協力しなければならないのかしら?」
「そういや、そうだよなー。帰ろうぜ、イレイン」
彼らの目の前に、深い闇が生まれ足を踏み出そうとした瞬間、あかさとは決死の覚悟ですがりついた。
「待ってぇぇぇ! すぐ……すぐだから!」
「触るな、汚らわしい!」
「そんな映画のおくりびとみたいなセリフ言われたら、萌えるだけだもん!」
「……萌えるべき内容だったか? あれ」
あかさとは、一枚の写真を取り出した!
それをイレインへと差し出してみる。
「ま、まあ! これは!」
「そう。こないだね、ここで撮影した物なんだけど」
「なんだよ、あいつかよ」
唇をとがらせて、美しい顔をおもいっきりしかめるマノ。
「あの方も、ここで? どうしてあの方が正面からではないのか、私には不満ですが……いただけるなら、少しだけ協力いたしましょう」
「ええっ! やめとこーぜー」
「帰りたかったら、1人でどうぞ。で? 何をしますの?」
イレインを1人残すわけにもいかず、渋々その場に居座る事に。
しきりにブーイングしまくってはいたが。
「あなたたち、敵役の美人さんズだから。撮影したいな〜と思って!」
「なんだ、見る目はあるんだ」
「では、お願いしますわ。そして出来上がった物は、あの方に渡しておいてくださる?」
「もちろんもちろん!」
気が変わらないうちに! とセッティングして撮影完了です!
1人喜ぶイレインを尻目に、マノがスススと近寄ってきた。
「……あのさ。僕用にも1枚くれよ」
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愛田美月さま、本当にありがとうございました!